今回は、ホームルーター「おきらくホームWi-Fi」の通信速度について紹介していきます。
シンプルな料金プランが特徴の1つであるおきらくホームWi-Fiですが、通信速度が気になる方もいらっしゃるでしょう。
公式によるスペックとしての速度だけでなく、実際に利用している方の実測値も見ていきます。
先に結論を書いてしまうと、普段使いするには十分快適な速度がありますが、一部のオンラインゲームなど高いリアルタイム性を求められる場合には不向きです。
特に後者の応答速度を求める場合、無線通信自体が向かないため、有線接続のサービスを探すことをオススメします。
当ブログでは、他にもおきらくホームWi-Fiの口コミや料金についてまとめています。
契約を検討している方は、公式サイトやそれらの記事も是非参考にしてください。
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おきらくホームWi-Fiの、スペックとしての通信速度
早速ですが、まずはおきらくホームWi-Fiのスペックとしての通信速度を紹介していきます。
おきらくホームWi-Fi公式サイトに掲載されている通信速度は、以下の通りです。
- 上り:286Mbps
- 下り:4.2Gbps
この数字自体はとても大きいのですが、公式サイトにも記載がある通り、これは理論上の最大値です。
実際に利用する場合は、様々な要因でこの数字よりも遅くなるため、そこは認識しておきましょう。
ちなみに、使用している端末は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」で、この端末自体2023年6月に登場した新しいものです。
だからこそ、理論上とはいえこれほどの数字が出ているのでしょう。
おきらくホームWi-Fiの、実際に利用している方の通信速度
次に、実際におきらくホームWi-Fiを利用している方の、通信速度の実測値を紹介します。
みんなのネット回線速度さんに掲載されていたものを引用します。
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: 携帯電話(スマートフォン)
OS名: iOS
ブラウザ: Mobile Safariジッター値: 7.77ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 45.0ms
ダウンロード速度: 0.99Mbps
アップロード速度: 1.08Mbps
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: PC(パソコン)
OS名: windows
ブラウザ: Chromeジッター値: 349.67ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 274.8ms
ダウンロード速度: 2.45Mbps
アップロード速度: 0.63Mbps
プロバイダ: UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: 携帯電話(スマートフォン)
OS名: iOS
ブラウザ: GSAジッター値: 0.99ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 8.0ms
ダウンロード速度: 615.83Mbps
アップロード速度: 474.11Mbps
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: PC(パソコン)
OS名: windows
ブラウザ: Chromeジッター値: 11.82ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 18.3ms
ダウンロード速度: 476.85Mbps
アップロード速度: 54.09Mbps
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: PC(パソコン)
OS名: windows
ブラウザ: Chromeジッター値: 4.09ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 19.0ms
ダウンロード速度: 386.45Mbps
アップロード速度: 61.87Mbps
住宅の種類: 集合住宅(マンション・アパート)
端末の種類: PC(パソコン)
OS名: windows
ブラウザ: Chromeジッター値: 1.94ms
おきらくホームWiFiの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
Ping値: 17.9ms
ダウンロード速度: 419.33Mbps
アップロード速度: 61.76Mbps
この実測値で気になるポイントは、大きく以下の3点です。
それぞれ、詳細を見ていきましょう。
おきらくホームWi-Fiの通信速度実測値1:環境により通信速度に大きなバラつきあり
1点目、環境によって、通信速度に大きなバラつきがあることが分かります。
1つ目、2つ目のデータでは通信速度が1桁であるのに対し、3つ目以降のデータはどれも3桁と100倍もの差が出ています。
これはおきらくホームWi-Fi、もっと言うとホームルーターに限らずWi-Fi全般で発生する可能性のある問題で、Wi-Fiの端末をどこに置いて利用しているかにも大きく左右されます。
もちろん都会と田舎の違いもありますが、同じ室内でも数十センチの差で速度が大きく変わることも。
通信電波は障害物や電波干渉によって弱まってしまい、そのせいでこの差が出てしまっている可能性もあるでしょう。
当ブログの管理人もホームルーターではないですが、モバイルWi-Fiを使用しています。
これも、同じ部屋の中に問題なく通信できる場所と、一切通信ができなくなる場所があります。
設置場所が通信速度に与える影響はとても大きいため、まずはどこに置けば速いかを探すことをオススメします。
そのほか、使っている地域が5G通信利用可能かであったり、Wi-Fiを接続して使う機器側(スマホやPC)の性能の問題であったり、速度が出ない原因は様々です。
5G通信が可能かについてはエリアマップがおきらくホームWi-Fi公式サイトから確認できるため、事前に見ておいてください。
あまりに遅い場合は原因を調べて対処し、それでも改善しなければ14日間お試しキャンペーンを利用して解約も検討しましょう。
おきらくホームWi-Fiの通信速度実測値2:速度が出れば、実測値で300Mbps以上のDL速度を期待できる
2点目、速度が出れば、実測値でも300Mbpsを超えるダウンロード速度が期待できます。
スペック値が4.2Gbpsとあまりに高いため、数字だけを見ると拍子抜けしてしまうかもしれません。
ですが、ホームルーターでダウンロードが300Mbpsは十分速い速度だと言えます。
ネットで調べると、ホームルーターの平均ダウンロード速度は140Mbps程度。
その倍以上の速度が実測値で出ているので、少なくとも普段使いでは不自由しないでしょう。
おきらくホームWi-Fiの通信速度実測値3:普段使いは大丈夫だが、オンラインゲームには向かない応答速度
3点目、FPSや格闘ゲームなど、リアルタイム性を強く求められるオンラインゲームには向きません。
これはジッター値とPing値という2つの数字が表しているのですが、一言で言うと普段使いなら特に問題ありません。
例えば、動画視聴やオンライン会議では、大体30ms程度のping値が求められますが、これはクリアしています。
それに対し、動きが激しいオンラインゲームでは10ms以下のping値が求められ、これは有線でないとなかなか出ない応答速度になります。
そもそもですが、おきらくホームWi-Fiに限らず、無線通信で10ms以下を出すことは難しいです。
ここを要求する場合、光回線など有線接続のサービスを探してみてください。
そこが不要であれば、応答速度について心配する必要はないでしょう。
オマケで用語の解説ですが、Ping値はこちらからデータを送ってから応答が返ってくるまでの時間を、ジッター値はPing値のバラつきを表しています。
Ping値が小さければ小さいほどリアルタイムに近い応答になり、ジッター値が小さければ小さいほど安定した応答速度であることになります。
おきらくホームWi-Fiの通信速度についてまとめ
今回は、ホームルーター「おきらくホームWi-Fi」の通信速度を紹介しました。
スペックはあくまで理論上の最大値なので、参考にする場合は実測値の方がオススメです。
総合すると、普段使いするには特に問題ないですが、無線通信のためFPSなどリアルタイム性を強く求められるオンラインゲームに対しては応答速度が不足しています。
その場合は光回線などの有線接続がオススメですが、そうでなければ十分快適な通信を行うことができるでしょう。
また、設置場所による通信環境の変化にも気を付ける必要があります。
場合によっては14日間のお試しキャンペーン活用も視野に入れておくことをオススメします。
通信速度以外の内容や契約の詳細は、公式サイトや関連記事をチェックしてみてください。
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