今回は、音ゲーで使うイヤホンの選び方を紹介していきます。
先にまとめると、以下の7要素を基準に選ぶのがオススメです。
- 有線であること
- 丈夫であること
- ある程度しっかりフィットし、多少動いても外れないこと
- 長時間使用しても耳が痛くならないこと
- ケーブルが長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さであること
- 低音がはっきり聞こえること
- より汎用的に使いたいなら、3.5mmジャックであること
また、後半では私が実際に使っているイヤホンも紹介しましょう。
私自身、イヤホンで音ゲーをしていたので、その経験を元に紹介していきます。
音ゲーで使うイヤホンの選び方:7つの基準
私が音ゲーで使うイヤホンを選ぶとき、以下に再掲する7つの基準を考えています。
- 有線であること
- 丈夫であること
- ある程度しっかりフィットし、多少動いても外れないこと
- 長時間使用しても耳が痛くならないこと
- ケーブルが長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さであること
- 低音がはっきり聞こえること
- より汎用的に使いたいなら、3.5mmジャックであること
もちろん、以下の要素によっても最適なイヤホンは変わってきます。
- 家でプレイするか、ゲーセンでプレイするか
- どのゲームをプレイするか
- どの曲をプレイするか
- などなど…
極端な話、プレイする曲ごとに、その曲が最も聞きやすいイヤホンを使うのがベスト…ですが、そんなことは面倒ですよね。
そのため、あくまで音ゲーをプレイしやすくするために焦点を絞り、曲ごとの適した音質などは今回触れません。
そこは、是非ご自身のお好みで調節してください。
では、選び方の詳細を見ていきます。
音ゲーで使うイヤホンの選び方1:有線であること
1つ目の基準、有線であることです。
個人的にこれは絶対だと思っていて、理由は無線のデメリットが多いからです。
音ゲーにおける無線のデメリットは以下の通り。
- 遅延が発生しやすい
- 充電忘れで使えなくなる
- (ゲーセン)対応していない場合が多い
まず、無線だと基本的に遅延が発生することが多いです。
最近では遅延がほぼ無い無線イヤホンも登場していますが、完全に遅延ゼロではないと思っています。
一度だけ知人のAirPodsを借りてやってみたことがあるのですが、問題なくプレイはできたものの、違和感がありました。
その違和感を無視できるならいいのですが、私は無視できず…個人的にはオススメしません。
次に、充電を忘れると使えません。
特に普段と使っているイヤホンを変える場合は、充電忘れも起こりやすいでしょう。
そして、これはゲーセン特有の問題ですが、無線イヤホンに対応していない機種も多いです。
多いというか、2024年3月現在、無線イヤホンに対応している機種はなさそうです。
ゲーセンで使いたい場合、強制的に有線イヤホンが必須となるので、これから購入を検討している場合は気を付けましょう。
以降、有線イヤホンであることを前提として書いていきます。
音ゲーで使うイヤホンの選び方2:丈夫であること
2つ目の基準、丈夫であることです。
有線イヤホンの場合、断線してしまったら終わりです。
そのため、できるだけケーブルや端子まわりが丈夫なものを選ぶようにしましょう。
特に、安いものを壊れる前提で買うならいいですが、高いものを長く使う前提で買う場合、壊れた時のショックも大きいので重視したいポイントの1つです。
アーケードだと激しく動く場合もあるため、普段以上にここは気を付けましょう。
音ゲーで使うイヤホンの選び方3:ある程度しっかりフィットし、多少動いても外れないこと
3つ目の基準、ある程度しっかりフィットして、多少動いても外れないことです。
上でも少し書いてしまいましたが、音ゲーによっては結構激しく動くことになります。
家庭用だとそこまで気にならないかもしれませんが、ゲーセンの場合、pop’nや弐寺、DDRあたりはかなり激しく、ゆるいとすぐに取れてしまうことも。
そのため、多少動いても外れないくらいのフィット感は欲しいところです。
イヤホンの形状にはインナーイヤー型とカナル型がありますが、カナル型の方がしっかりフィットするため、そちらを選ぶといいでしょう。
音ゲーで使うイヤホンの選び方4:長時間使用しても耳が痛くならないこと
4つ目の基準、長時間使用しても耳が痛くならないことです。
上でフィットするもの、カナル型がオススメと書きましたが、イヤーピースが大きすぎると耳を傷めてしまうことがあります。
耳を圧迫されると頭痛にも繋がってしまう場合があり、音ゲーのパフォーマンスが逆に下がってしまいます。
これまでカナル型を使っていたなら、イヤーピースを付け替えれば大丈夫でしょう。
しかし、オープンイヤー型を使っていた場合、イヤーピースを個別に買うという選択肢もあることを頭に入れておくといいかもしれません。
音ゲーで使うイヤホンの選び方5:ケーブルが長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さであること
5つ目の基準、ケーブルの長さがちょうどいいことです。
ケーブルが短すぎると、何かにひっかかって取れてしまう危険性や、ゲーセンだとそもそも普段の体勢では届かない可能性もあります。
逆にケーブルが長すぎると、モノにひっかかる可能性自体が上がるのと、そもそもケーブルの重みでイヤホンが外れやすくなるほか、同じく重みで耳への負担も大きくなります。
そんなわけで、ケーブルの長さは長すぎず、短すぎずがベストです。
具体的な長さは環境によっても変わりますが、目安として私は1.2mのものを使っていて、困ったことはありません。
音ゲーで使うイヤホンの選び方6:低音がはっきり聞こえること
6つ目の基準、ここで初めて音自体に触れますが、低音がはっきり聞こえることです。
音ゲーでイヤホンを使う最大のメリットは、やはり曲がよく聞こえるようになること。
その曲をよく聞こえるようにする目的は、しっかりリズムが取れるようになることでしょう。
音楽のうち、リズムを構成するのはベースやバスドラムなど、低音が多いです。
そこをはっきりと聞き取れるようにすることで、よりリズムも把握しやすくなります。
目押しするからいらないと思う方もいるかもしれませんが、無意識に音を参考にしている部分は必ずと言っていいほどあります。
これは可能なら実際に家電量販店などで色々なイヤホンを試し聴きするのがいいでしょう。
後でこれを満たした私オススメのシリーズも紹介するので、参考にしてみてください。
音ゲーで使うイヤホンの選び方7:より汎用的に使いたいなら、3.5mmジャックであること
7つ目の基準、挿す端子の形状が3.5mmジャックであることです。
最近では端子がLightningやUSB Type-Cのイヤホンも多く発売されています。
しかし、特にゲーセンでプレイすることがある場合、ほとんどが通常のイヤホンジャック、3.5mmジャックです。
そして、3.5mmジャックをLightning端子やUSB Type-Cに変換する端子はよく売っていますが、その逆はほとんど見かけません。
そのため、特に家庭用とゲーセンの両方をプレイする場合は、最初からLightningやUSB Type-C端子のイヤホンを買うのではなく、3.5mmジャックのイヤホンと変換端子を買うことをオススメします。
筆者オススメのイヤホン:JVC「XX」シリーズ
では、私のオススメを紹介します。
JVCの「XX」シリーズです。
その中でも、私は現在「HA-FX77X-S」を使っています。
XXシリーズは\1,000台と非常に安価なものから販売されていて、どれもがかなりの低音重視です。
シリーズ自体には無線やオープンイヤー型のものもありますが、基準で挙げた通り、有線のカナル型のものがオススメです。
丈夫さもなかなかで、\1,500くらいのものでも1年以上は少なくとも持ちました。
今使っているものは\8,000くらいで買いましたが、もう何年前に買ったか忘れているほどにはずっと使っています。
これから購入を考えている場合、是非一度家電量販店などで試し聴きをしてみてください。
ちなみに、ヘッドホンはどうなの?
さて、ここまでは全てイヤホンであることを前提に話を進めてきました。
ここで、ヘッドホンはどうなのかと疑問に思うかもしれないので、触れておきましょう。
結論から言うと、音ゲーをプレイすることだけを考えた場合、ヘッドホンはオススメしません。
理由は、純粋に重くて疲れるからです。
音ゲーをプレイするとき、体勢は少し下を向くことが多いですよね。
あまりやっていると肩凝りなどが起こると思いますが、ヘッドホンを使うと余計に肩が凝ります。
確かに音も良く、1プレイ単位での環境は良くなります。
しかし、継続して長時間プレイするには向かないため、イヤホンの方がオススメです。
まとめ:イヤホンでより快適な音ゲー環境を
今回は、音ゲー向けのイヤホンの選び方を説明してきました。
色々書いてきましたが、実際に使ってみないと分からない部分も多くあると思います。
まずは普段持っているものがあればそれで試し、気になるポイントを洗い出して、それを解決できるものを選ぶのがベストでしょう。
是非、適したイヤホンを使って、より快適に音ゲーをプレイしましょう。
オマケ:中古イヤホンという選択肢
ちょっと本題とは離れますが、イヤホンは安いものから高いものまでピンキリです。
高いものを使ってみたいけど、ちょっと高すぎる…ということもあるでしょう。
そんな時、中古を使うという選択肢もあります。
特に、カナル型ならイヤーピースを変えることで、直接触れる部分の清潔さを保つことができます。
中古に抵抗がない場合、e☆イヤホンなどで探してみるといいでしょう。
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